「社内SEって実際どんな1日を過ごしているの?」
「SIerと比べて働き方はどう変わる?」
「本当にワークライフバランスは良くなるの?」
SIerから社内SEへの転職を考えていると、こうした疑問を持つ人は多いと思います。
私自身も転職前は、
- 社内SEって毎日何をしているの?
- 開発はどれくらいするの?
- 本当に働きやすいの?
というイメージが正直あまり持てていませんでした。
ただ、実際に転職してみると、SIer時代とはかなり“空気感”が違いました。
もちろん会社によって差はありますが、
- 納期プレッシャー
- 働き方の裁量
- MTGの多さ
- 家族との時間
などは大きく変わったと感じています。
この記事では、SIerから社内SEへ転職した実体験をもとに、社内SEのリアルな1日や働き方について解説します。
社内SEの1日の流れ【実例】
まずは、現在のざっくりした1日の流れを紹介します。
- 9:00 メール・Teams確認
- 10:00 進捗資料作成
- 13:00 ベンダーMTG・社内MTG
- 15:00 レビュー・タスク確認
- 17:00 資料整理・タスク整理
- 18:00 退社
ただし、これはあくまで一例です。
社内SEは会社や担当領域によってかなり働き方が変わります。

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9:00 メール・Teams確認
朝はまず、メールやTeams、問い合わせ内容などを確認します。
社内SEは、自分の作業だけを進めるというより、まず全体状況を確認してから動くことが多いです。
特に、
- 問い合わせ
- 障害連絡
- ベンダー返信
- 社内相談
など、朝からさまざまな連絡が入ります。
SIer時代は「まず自分の担当作業を進める」感覚が強かったのですが、社内SEは“周囲を見ながら進める仕事”という印象があります。
10:00 進捗資料作成
午前中は、プロジェクトの進捗資料やMTG用資料を作成することが多いです。
ただ、ここはSIer時代と比べてかなりプレッシャーが減った部分でもあります。
SIer時代は、お客様向けの週次報告資料を毎週作成していました。
特に、
- 表現
- 数字
- 見せ方
- 説明内容
などにはかなり気を遣っており、週次報告でも精神的な負荷は高かったです。
一方、社内SEも進捗報告はありますが、社内向けが中心になります。
また、ベンダーからの報告をベースに整理することも多いため、SIer時代ほど資料作成に神経を使うことは減りました。
個人的には、
「常に時間や期限に追われている感覚」
はかなり減ったと感じています。
13:00 ベンダーMTG・社内MTG
午後は打ち合わせが中心になります。
ベンダーとの進捗確認をしたり、社内メンバーと課題整理をしたり、問い合わせ内容について関係部署と調整したりと、気づけば一日中MTGをしている日もあります。
SIer時代は、自分で設計や資料作成を進める時間が比較的多かったのですが、社内SEになってからは「人と話して進める時間」がかなり増えました。
業務部門、ベンダー、関連部署など、さまざまな関係者と連携しながら進める必要があるためです。
そのため、社内SEは開発する人というより、関係者を調整しながらプロジェクトを前に進める役割に近いと感じています。
15:00 レビュー・タスク確認
午後後半は、設計レビューや成果物確認、タスク整理などを進めます。
ただ、ここは転職前にイメージしていた働き方と少し違いました。
SIer時代は、一つのプロジェクトに深く入り込み、長時間その案件に集中することが多かったです。
一方、社内SEは複数の仕事が同時並行で進みます。
例えば、担当システムのレビューをしている途中に問い合わせが来たり、急ぎの社内相談が入ったり、別案件の調整依頼が来たりします。
また、社内改善活動や契約関連の手続きなど、地味ですが重要な仕事も意外と多いです。
そのため、「一日中システム開発に関わる」という働き方ではありません。
実際、担当システムのプロジェクトに使える時間は、多くても一日の6割程度だと感じています。
17:00 資料整理・タスク整理
夕方は、その日のMTG内容を整理したり、残タスクを確認したり、翌日の準備を進めたりします。
社内SEはMTGが多いため、「考えを整理する時間」がかなり重要です。
特にプロジェクトの佳境では、日中がほぼ打ち合わせで埋まることもあります。
私自身も、問い合わせや障害対応が重なると、定時後からようやく自分の作業に取りかかれる日がありました。
ただし、こうした状況は繁忙期中心であり、一年中ずっと続くわけではありません。
18:00 退社
現在は18時前後に退社することが多いです。
もちろん残業もあります。
ただ、SIer時代と比べると、働き方はかなり改善しました。
現在の残業時間は20〜30時間程度で、SIer時代の40〜50時間程度と比較すると減っています。
なお、どちらも1日7.5時間勤務です。
単純に数字だけではなく、
- 納期プレッシャー
- 顧客対応
- 緊張感
なども含めて、体感的な負荷はかなり違うと感じています。
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有休やリモートワークはかなり改善した
社内SEになって感じるのは、
「働き方を自分で調整しやすい」
という点です。
現在は、
- 月1〜2回程度の有休取得
- 5日連続休暇推奨
- 週2回程度のリモートワーク
などがあり、かなり働きやすくなりました。
特に、5連休+土日で9連休を取りやすい点は大きいです。
繁忙期を避けて旅行に行けるため、
- 混雑回避
- 旅行費用削減
などのメリットもあります。
また、リモートワークによって通勤時間が減ったことで、
- 朝の余裕
- 子供との時間
- 家族時間
もかなり増えました。
SIer時代はフル出社だったため、
「通勤がなくなるだけでこんなに違うのか」
とは正直感じました。
さらに、客先常駐ではなく自社出社になったことで、出社ストレスや気疲れもかなり減ったと思います。

社内SEは“地味な仕事”も多い
社内SEに転職する前は、「上流工程でシステム開発を推進する仕事」というイメージを持っていました。
もちろん、その側面もあります。
ただ実際には、調整や問い合わせ対応、社内手続きなど、地味な仕事もかなり多いです。
例えば、
- ベンダーとの契約手続き
- 社内申請
- 課題管理
- 問い合わせ対応
などは、決して派手ではありません。
しかし、こうした仕事を丁寧に進めないと、プロジェクトはスムーズに回りません。
また、会議や調整もかなり多いため、「技術だけで完結する仕事」をイメージしているとギャップを感じる可能性があります。
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社内SEは“自分で働き方を作れる”
個人的に一番大きいと感じているのは、
「自分でスケジュールをコントロールしやすい」
という点です。
社内SEは、
- 進捗報告タイミング
- MTG設定
- タスク順序
などを、自分で調整しながら進める場面が多くあります。
そのため、
- 有休
- 家族イベント
- リモートワーク
- 働き方
を調整しやすいです。
一方で、その分、
- スケジュール管理
- プロジェクト推進
- 調整責任
は強く求められます。

自由度が高い分、「自分で仕事を回す力」は必要になる仕事だと思います。
まとめ|社内SEは“裁量”と“調整”の仕事
社内SEの1日は、
- MTG
- 調整
- レビュー
- 問い合わせ
- 改善活動
など、かなり幅広い仕事で構成されています。
SIer時代のような、
- 常に納期に追われる感覚
- 顧客プレッシャー
は減る一方で、
- 調整
- 合意形成
- マルチタスク
はかなり増えます。
また、
- 有休
- リモート
- 家族時間
など、ワークライフバランスは改善しやすいと感じています。
ただし、社内SEは会社によって働き方がかなり違うため、
「どんな社内SEなのか」
をしっかり見極めることが重要です。
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